細川幽斎の系譜-佐々木大原流細川氏 熊本藩主細川氏の藩祖細川藤孝(幽斎)の養父が、実は佐々木大原氏出身の細川政誠(伊豆守・治部少輔)の孫刑部少輔晴広(又次郎)との有力な学説がある。これは山田康弘「細川幽斎の養父について」(『日本歴史』2009年3月号、96-104頁)で発表したものである。 『寛永諸家系図伝』編集のとき子細川忠興の証言によれば、幽斎は三淵氏の出身で、… トラックバック:0 コメント:3 2013年12月19日 続きを読むread more
佐々木大原氏系譜(2訂) 佐々木大原氏の歴史は、近江守護佐々木信綱(近江守)の庶長子重綱に始まる。重綱は承久の乱では父信綱に従い、宇治川の先陣を徒歩で駆けて戦功を上げた。そののち左衛門尉に補任されて将軍藤原頼経の近臣となり、有力御家人として幕府の諸行事にも参列した。近江守信綱の長男である左衛門尉という意味で、近江太郎左衛門尉と名乗っている。ところが遺産相続では、… トラックバック:0 コメント:3 2012年11月22日 続きを読むread more
大原重綱 佐々木重綱(1207-1268)佐々木信綱の長男。母川崎為重の娘。近江太郎左衛門尉。承久の乱では父信綱に従い、宇治川の先陣を徒歩で駆けて戦功。そののち左衛門尉に補任され、将軍藤原頼経の近臣となり、有力御家人として幕府の諸行事にも参列。ところが遺産相続では、外祖父川崎為重(中山五郎)が比企能員の乱で滅亡していたため、所領を与えられず出家し… トラックバック:0 コメント:17 2005年04月10日 続きを読むread more