テーマ:小論文

小論文入門講座

 1 小論文とは? 作文では、主観的に思ったこと・感じたことだけを述べることも可能だが、小論文はあるテーマに対して、論理的に考えれば誰でも共通認識にいたるであろう意見を、根拠にもとづいて述べるものである。そのため、求められるのは文学的表現ではなく論理性であり、自分の意見である。 (1)小論文の種類 ①与えられたテーマについて論…
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2014年東大後期・総合科目Ⅲ【解答と解説】

第一問 【問一】  健康という言葉は、明治時代の中頃に、明治政府が西洋医学の概念を持ち込んだことに始まる。明治政府は西洋医学の衛生や健康という概念を利用して、国民を管理しようと考えたのである。そのため西洋医学の医師を国家資格が必要な専門職にして、漢方医や鍼灸師・宗教家など民間医療従事者を排除した。このようにして西洋医学を通して、強い…
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2013年東大後期・総合科目Ⅲ・講評

【総評】 今年の問題は、2つの大問にそれぞれ500字の設問が二つ、合計2,000字と分量が多く、受験生には負担の大きいものだった。十分に考える時間がなかったのではないだろうか。ただし内容は難解ではなかった。 【第1問】 世界地図が大航海時代を画期に大きく変化することを論じた文章である。世界地図が変化したことは地理で学習するため…
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2013年東大後期・総合科目Ⅲ・第2問【解答速報】

【問1】  アヘン戦争で清が敗北したことを知っていた幕府は、ペリーが来航すると翌年には日米和親条約を結んだ。しかし国威の低下と考える人々は攘夷を唱え、将軍継嗣問題ともからみ開国派と攘夷派が激しく対立した。大老井伊直弼はアロー戦争中に日米修好通商条約を結び、安政の大獄で反対派を処断した。  しかし横浜開港で輸出超過となり、江戸では物品…
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2013年東大後期・総合科目Ⅲ・第1問【解答速報】

【問1】  世界地図はルネサンス・大航海時代を画期として、世界の意味を記述した古代・中世的なものと、世界を対象化して測定可能とした近代的なものに分かれる。  古代・中世的な世界地図は、生活や社会・文化を支える世界観を表現したものであり、世界観を絵画化した概念図であった。空間は一様ではなく場所ごとに異なる意味をもち、空間と空間の間には…
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2012年東大後期・総合科目Ⅲ・第2問

第二問「神仏習合」 問1「日本の基層信仰の特色」(500字[20×25]以内) 【解答例】  神道は、日本書紀用明天皇紀で仏教と対照的に用いられた語で、その内容は多様であった。  縄文文化の土偶はバラバラの状態で発見されるが、記紀で食物神の各部位から様々な作物の芽が出たという記述があるように、食物神の各部位をバラバラにして各所に…
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2012年東大後期・総合科目Ⅲ・第1問

第一問「政治と美術」 問1「ワイマール共和国の歴史」(500字[20×25]以内) 【解答例】  第一次世界大戦後のドイツ革命を経て成立した共和国で、一九一九年にワイマールで開かれた国民会議でワイマール憲法を制定したため、ワイマール共和国とも呼ばれた。ワイマール憲法には生存権の保障の規定があったが、大統領の緊急命令発布権に関する規…
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