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zoom RSS 城南信用金庫の脱原発宣言!(改訂版)

<<   作成日時 : 2011/04/18 23:22   >>

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 城南信用金庫のホームページに勇気ある脱原発宣言が記されています。地元密着の金融機関である信用機関ならではの勇気ある宣言です。これまで原子力発電所は絶対に安全だといわれてきました。しかし、科学には「絶対」はありません。これは科学者ではなくてもわかることです。政府や電力会社がいくら絶対に安全だといっても、その白々しさは、東京に必要な電力なのに、東京に原子力発電所を建てなかったことでわかります。そして今東京は、原発のある福島を風評被害で苦しめています。どれだけ地方を犠牲にすれば気が済むのでしょうか。
 東京電力福島第一原発は、地元福島のための電力をつくっていたわけではなく、東京をはじめとする関東地方のための電力をつくってきたのです。そのことは計画停電騒動でもわかったはずです。その計画停電も、足立区全域と荒川区一部を除く東京都内では実施されませんでした。東京には首都圏機能があるからだそうです。しかし東京は消費都市であり、生産拠点ではありません。東京の本社機能こそ、在宅勤務でもできるものであり、政府や東京都の機能も緊急避難で都外に移転すればよかったのです。首都直下型地震の予行演習にもなったはずです。それにもかかわらず首都機能を強調しすぎた政策を実施したために、かえって経済が混乱しました。工場は東京から地方に移転しているので、多くの工場が操業できずに物不足に陥っていることは、今も続く物不足でわかったはずです。自分たちに回りに回ってくるのです。これが因果応報ということです。
 それにもかかわらず、エアコンの使用で再び消費電気量が大幅に増える夏には、工場の消費電力を減らそうと経済産業省が考えていることを、海江田経産大臣が発言したことに大きな驚きを感じています。経済産業省の政策とは思えません。すでに一部の企業が、本社機能の在宅勤務化を考えているというのにです。
 東京にできることは、もうこれ以上地方に迷惑をかけないように節電すること、代替エネルギーで脱原子力を目指すことです。そうすることで、東京は地方に負担を強いることがなくなります。照明が暗くなったことで、街はまぶしくなくなり、ちょうどいい明るさになりました。これまでの電力消費量が異常だったのです。わたしたちは、お金さえ出せば、際限なくエネルギーを消費できると勘違いしていたのです。今そのお金は消費にではなく、代替エネルギーの開発に回すべきでしょう。
 城南信用金庫は、節電や代替エネルギー開発・使用に融資することを提案しました。これは金融業という本業を生かしたものであり、無理がありません。いくらよい行動でも、それが自らに無理を強いるものであれば、長続きせず、単なる理想論で終わるでしょう。本業での支援だからこそ無理がなく、長く続けることができるのです。すでにあるものを使うのが、逆転の発想のコツであり、弱者の知恵です。このような実践者が多く出ることを期待します。
 以下に、城南信用金庫の「原発に頼らない安心できる社会へ」宣言を引用します。


          原発に頼らない安心できる社会へ

                              城 南 信 用 金 庫

 東京電力福島第一原子力発電所の事故は、我が国の未来に重大な影響を与えています。今回の事故を通じて、原子力エネルギーは、私達に明るい未来を与えてくれるものではなく、一歩間違えば取り返しのつかない危険性を持っていること、さらに、残念ながらそれを管理する政府機関も企業体も、万全の体制をとっていなかったことが明確になりつつあります。
 こうした中で、私達は、原子力エネルギーに依存することはあまりにも危険性が大き過ぎるということを学びました。私達が地域金融機関として、今できることはささやかではありますが、省電力、省エネルギー、そして代替エネルギーの開発利用に少しでも貢献することではないかと考えます。
 そのため、今後、私達は以下のような省電力と省エネルギーのための様々な取組みに努めるとともに、金融を通じて地域の皆様の省電力、省エネルギーのための設備投資を積極的に支援、推進してまいります。

@ 徹底した節電運動の実施
A 冷暖房の設定温度の見直し
B 省電力型設備の導入
C 断熱工事の施工
D 緑化工事の推進
E ソーラーパネルの設置
F LED照明への切り替え
G 燃料電池の導入
H 家庭用蓄電池の購入
I 自家発電装置の購入
J その他
                                    以 上

【参照】城南信用金庫「原発に頼らない安心できる社会へ」
     http://www.jsbank.co.jp/topic/pdf/genpatu.pdf

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