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系図研究に関する本のほとんどで、沢田源内批判がされています。しかし、そのどれもが自分で実際に資料で確かめたものではなく、ただ先人の主張を鵜呑みにしたものばかりでした。それは歴史研究では決してしてはならないことです。実際に当時の資料に当たれば、義実・義秀・義郷の実在は確認できます。はじめから実在しないと決め付けていたから見つからなかったのです。実在するという視点から出発すれば、実名は異なるかもしれないと思うことができ、そして見つけることができるのです。これは、系図の記述をそのまま信じるのではなく、系図をもとに仮説を立て、資料に拠りながら仮説を修正していくという方法です。こうすれば、系譜伝承も立派に歴史学の資料となります。系譜伝承論の誕生です。 次回からは、佐々木氏の系譜を資料にもとづきながら見ていきます。新事実も発表しますので、お楽しみに。 |
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